君のぬくもり


雨の中も 君を探して走った
跳ね返る泥なんか気にしないで
走って走って走った


雨に紛れて 涙も流したよ
あるはずのない影追い掛けて
泥まみれ びしょ濡れ

それでも 走ったの
この腕の中にあの温もり
取り戻したくて


晴れの日は 君と共に河原を歩いた
降り注ぐ光りに包まれて
ゆっくりゆっくり歩いた


君に会えて 一つ信じたよ
あるはずないと思った運命論を
光で溢れ 笑みが満ちた

だけど 神様は信じない
この腕の中にあった温もり
それだけは忘れないよ


大きな大きな 光に包まれて
新たな一歩踏み出すよ
何万歩より 大きな一歩

だから もう泣かない
君のようなあの温もり
生み出すことできるかな