大丈夫


見捨てられ
傷を追った君を見つけた

小さく丸くなって
孤独に震えてた

君の瞳には憎しみしか映らないのだろう

きっと
どんな言葉も意味を持たない

だから
腕を広げて待ってる
大丈夫 そっと抱きしめる
今の君には眩しすぎる光も
大丈夫 優しく包み込む


偽りだらけ
幸せ追い求めた成れの果て

目も耳も塞いだのは
この両手

柔らかな香りに誘われて両手はずしたら

「大丈夫」
そんな言葉が聞こえた

そうさ
腕を広げて待ってる
大丈夫 もう一人じゃない
悪いのは君じゃない
大丈夫 その両手優しく包む


そうさ
この世界は偽りだらけ

だけど
温かい場所がある
大丈夫 孤独を知った君なら
誰かの温かい場所になれる
大丈夫 温もりだけは嘘つかない


大丈夫

大丈夫